学 園 催
1stアルバム解説・制作記
1stアルバム『陰陽師』の製作から
未来へ向けての全ての歴史を綴っています
本アルバムは、陰陽師の都「京都」を舞台に
「占い」「呪い」に纏わる物語をPOPにまとめ
そのゆかりの地を巡礼するコンセプトアルバムとなっています。
- 2007.02.14
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『平安京』
この曲は「持続力」をテーマにしている。
継続は力なりという言葉がある。
京都は1200年もの永きに渡り、首都であり続けた。
たとえ平凡な力であっても、それを延々と続けるならば、
いつか特別なエネルギーになる。
京都が我々に教えてくれた事。
それは・・・・・・・
何事も続けてさえいれば、いつか奇跡が起きるという事。
- 2007.02.17
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『京都塔』
この曲は実に「SM」をテーマにしている。
とはいえ、妄りに猥雑な内容を誇張しているわけではない。
SMという世界を突き詰めていくと、ついには、
奉仕という地点に辿り着く事に気付いたのだ。
あなたの優しさは本当の優しさか?
奉仕とは実は奥が深いものである。
そして奉仕には色々な形がある。
各人に応じた奉仕を施す事が本当の思いやりという事になるのだ。
- 2007.02.20
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『清水寺』
この曲は「均等」をテーマにしている。
人は時に「清水の舞台から飛び降りる」という勇気も必要だが、
これからの世の中は、「石橋を叩いて渡る」慎重さも必要だ。
特に現代は内面優位の社会になってきている事から、
先ず相手の心理を理解する必要性が以前より増してきている。
ひと昔前のように行動力ある人間だけがもてはやされるとは限らない。
この曲では行動力や即決を推奨しているように見せかけ、
実は警戒心の必要性を示唆している。
特にこれからの世の中、勇気と慎重さの均等を保つ事が重要ではなかろうか?
- 2007.02.26
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『産寧坂』
この曲は「現象」について歌っている。
我々の人生は常に現象の連続で構成されている。
「この世を形作る材料はまさにこの現象である」
といっても過言ではないくらいだ。
そしてその現象の原因は全て自らが作り出している。
たとえ何が今、身の周りに起こっていようと、
それらは全て過去の自分の心理状態のあらわれである。
あなたが過去思っていた事、
それが今のあなたである。
- 2007.03.03
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『祇園祭』
この曲は「催眠」をテーマにしている。
お祭りのリズムというものは単調で定期的で、
どれもトランス状態に導く作用がある。
現代社会を生きていく上で我々はしばしば、
ストレスに遭遇してしまう。
出来ればマイナスな感情を持ちたくはない。
我々は時に良い意味での現実逃避が必要なのだ。
ウトウトしたこの状態こそ、
現実をわすれさせてくれる、
自分だけの楽園への入口なのである。