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1stアルバム解説・制作記

1stアルバム『陰陽師』の製作から
未来へ向けての全ての歴史を綴っています
本アルバムは、陰陽師の都「京都」を舞台に
「占い」「呪い」に纏わる物語をPOPにまとめ
そのゆかりの地を巡礼するコンセプトアルバムとなっています。

カテゴリ『コンセプト:全般』 8件の記事を経過順に表示しています

2006.04.07
本アルバムは呪術都市「京都」を舞台に繰り広げられる、
コンセプトアルバムである。
だから音楽的解説だけでなく、
コンセプトに関する解説もお伝えしておこうと思う。
そこで次回更新日より、
「京都の七不思議」や「陰陽師とは何か」、
といったテーマに基づいて、
私なりの視点で、その物語の解説を、
数回に渡ってシリーズでお送りしよう。
音楽に直接関連するものではないが、
本アルバムを十分に楽しむには、
必要項目であると考えている。
日本の原点が集結した「京都」、
そして不思議な力で都を支え、
さらに国をも守ってきた「陰陽師」。
その歴史に迫る!
2006.05.24
では、いよいよ ここでAlbum『 陰陽師 』のセットリストをご紹介しよう。
1. 羅生門  ------- らしょうもん
2. 平安京  ------- へいあんきょう
3. 京都塔  ------- きょうと タワー
4. 清水寺  ------- きよみずでら
5. 産寧坂  ------- さんねいざか
6. 祇園祭  ------- ぎおんまつり
7. 河原町  ------- かわらまち
8. 出町柳  ------- でまちやなぎ
9. 蚕之社  ------- かいこのやしろ
10. 丸竹夷  ------- まる・たけ・えびす
11. 陰陽師  ------- おんみょうじ
12. 貴船山  ------- きふねやま

上記、12曲入りのアルバムになる。
2006.07.07
日本三大祭りの一つ、
「祇園祭」の宵山・山鉾巡行が、もうすぐ始まる。
実は本アルバムの6曲目にも、
祇園祭というタイトルの歌曲を納める事になっている。
だが本アルバムの歌曲は直接的に祇園祭の主旨と関係した内容ではなく、
お囃子のリズムが人体に与える作用などを医学的に表した内容になっている。
日本古来の祭りと医学とを掛け合わせた新感覚の歌曲となっている。
サウンド的にはサイバー感覚なものと夏祭りの情緒とをミックスしてみた。
通常とは違った角度から祇園祭を観覧する仕上がりになっている。
*参照 ---- 日本三大祭 「京都の祇園祭 ・ 大阪の天神祭 ・ 江戸の神田祭 」
2006.08.31
七回に渡り、「占い」についてお話してきたが、
占いの世界は文字のみでは語りつくせぬほど、もっと奥が深い。
だから核心的かつ理論的な事柄はまた、べつの機会にお話しよう。
そして今回のアルバムには何かしらの形で占いに纏わる要素を盛り込もうと思っている。
それはジャケット画像の画風なのか、またはメンバー画像等にそれらしき雰囲気を提示するのか、
それとも音楽的演出として表すのか、、、、
それはリリース後のお楽しみにしておくとして、
ともあれ本サイトでも毎日更新で占いをお届けしているので、
こちらも熱心に拝読してもらいたい次第だ。
ではまたいつか、占いについてお話する日まで・・・・・・・
「陰陽師」コンセプトシリーズ第4弾 「 完 」
2006.12.13
ジャケット画像
こちらがジャケット画像である。
「陰陽師」の呪的なイメージとは相反する
ベンゼン環の化学式をモチーフとすることで、
古の日本文化と現代文明との融合を試みている。
2007.07.07
本日7月7日は「貴船の水祭り」である。
京都北山の貴船神社にて執り行われる。
水の恩恵に感謝を捧げ、水徳をたたえ、恵みを祈る祭である。
本アルバムにも収録されている「貴船山」がまさにその場所である。
さらに京都では夏に入ると、祇園祭、大文字五山送り火など、
様々な祭が次々に開催される。
本アルバムでは、そういった祭シーズンの京都情緒を一挙に楽しめる内容となっている。
そういう意識の中で本アルバムの歌曲に聞き入れば、
どこか懐かしい、良き思い出にふれるような不思議な空間にたどり着けると思う。
2007.08.04
夏と言えば、やはり海水浴系の歌曲がよく聴かれるものである。
そして皆さんの中にもそういう場所へ出掛ける方々もおられるだろう。
気分が最も高揚する季節と言える。
そのような交流により感情を高める事も大切であろうが、
時には静かに、懐かしい想い出に耽る事も良いものではなかろうか?
夏は情熱の季節でもあり、また空想の季節でもあると思う。
ふとした夕暮れ時に、想い出が甦ってきた時は、
本アルバムの歌曲も思い出してほしいと思う。
懐かしいメロディーがそこにあると思う。
2007.08.11
盆が近づいてきた。
夏はとりわけ心霊現象のイメージが強い季節である。
霊という観点からすれば、季節に関係なく存在しているだろうに、
なぜか夏に一番よく採り上げられる。
これはやはり「涼」を求める精神から来るものなのであろう。
霊を神秘的に捉えているというよりは、
一種の風物詩として捉えている感覚があるように思う。
存在が定かではない霊に、何かしらのロマンを求めているのかも知れない。

本アルバムの歌曲にも心霊的なサウンドが数多く含まれている。
それは本学園が呪術都市「京都」に存在している事にも由来しており、
そのことが情景を楽しむ歌曲に仕上がっていった要因にもなっていると思う。
人間の肉体はいつか、きえゆくものであるが、
精神は何かしらの形式で残るという説が多い。
本アルバムはそういう精神に何かしらの力を残すべく歌曲として制作した。




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